横浜で、行政書士を開業している、かもめ行政書士法人です。

今日は1/23で、1/26に行政書士試験の合格発表が行われます。

行政書士開業したきっかけ。

このブログ記事は、代表の清水が書いていますが、私は会社に入社して2年目に行政書士試験を受け、その後15年以上会社勤めをしていました。

最後に勤めた会社からリストラに遭い、当時はリーマンショックの影響も大きく、転職活動もままならなかったので、行政書士として独立しました。

行政書士事務所もいくつか応募しましたが、特に面接に行くことはなかったです。

そんな私が行政書士として、自宅で開業し、その後事務所を横浜駅前に移転したり、行政書士法人化したりしました。

このブログ記事を書いている時点では、行政書士の方の求人を行っていますが、士業法人の勤務資格者の方と会うと、第一印象で勤務資格者とわかります。

淡々と仕事をしている感じで、創意工夫を重ねているような印象は感じられないことが多いです。

出資・経営者としての「社員」でなくとも、『「自分たちの事務所」として社員の方と共に事務所を作っていく』という気概が必要と言えます。

行政書士登録をすれば、いい意味で行政書士の方と切磋琢磨する。

話は元に戻り、行政書士の資格を得て、行政書士の仕事を始めると、今度は良い意味でも、行政書士同士の切磋琢磨という環境に変わります。

いわば、行政書士という資格は、必要最少要件(ミニマム・リクワイヤメント)となります。

例えば、建設業許可の取得を考えている方が、行政書士に建設業許可を依頼しようとすれば、行政書士としては建設業許可のことをある程度知っているだろう、という前提で、問合せをします。

しかし、行政書士の試験では、建設業許可についての問題はないため、行政書士登録を行った後、実務を勉強することとなります。

ここでは、「建設業許可」を「ビザ」「運送業許可」「会社設立」などと読み替えても構わないです。

実務経験を積むだけのために、行政書士事務所に入るのではない。

行政書士に合格された方で、行政書士の仕事をしようと考えられましたら、即独立されるか、事務所での就職を考えると思います。

事務所での就職を考える場合、履歴書や職務経歴書に志望動機を書きますが、「実務経験を積みたいため」と書いている応募書類は非常に多いです。(特に未経験者の場合)

行政書士事務所は、実務を教える教育機関ではないので、たとえ実務未経験であっても、1日でも早く「一人前の行政書士としての心構え」を持って、行政書士事務所に応募されると良いです。