横浜で行政書士事務所を開業している、かもめ行政書士法人です。

今、行政書士の勉強している方の中は、将来行政書士試験に合格し、行政書士資格登録をし、やがて実務を担う時が来る方もいるかもしれないです。

行政書士になれば「気づける」ことは大事。

代表は9年以上行政書士業務に携わっていますが、行政書士実務をするときでも、「気づける」ことは非常に大切です。

実は「気づける」ことを教えることはできず、その方の心構え、不断の研鑽にかかってきます。

行政書士事務所で勤務をし、上司から依頼されたことだけ仕事をしても、やはり評価が上がる訳ではありません。

周りを見ていても、「仕事をしている」と自身では思っていても、実は指示されたことをしている程度で、当事者の身になって創意工夫をしていることは少ないように思います。

逆に、行政書士をこれから開業あるいは勤務を考えている方が、早い段階から、顧客側に立った付加価値のあるサービスを提供しよう、と考えているのであれば、非常にベネフィットが高いと言えます。

顧客に対しても、法律で決められたことを対応しても、顧客目線で見て「やらなければならない、士業であれば一般的なもの」であれば、さほど「有難み」はないのでは、と言えます。

行政書士になれば、提案できることはないか、心掛ける。

実は、顧客の方と話していると、顧客から時々「士業側からの提案が少ない」と言われます。

そこで、顧客を観察し、気づいたことは、顧客にも配慮しながら、伝えるだけでも、大きな違いになるのかもしれないです。

代表している私でも、提案すれば、顧客が必ず受け入れるかというと、そうではありません笑。

提案内容を伺って「検討しておく」といった程度に答えられる方が多いです。

しかし、提案をすることで、提案された側は「多少は自分たちのことを考えているんだ」と思って頂けるかもしれないです。

行政書士の差別化は必要。

士業の比較的保守的な業界でも、差別化は大切です。顧客目線で考えれば、依頼するのは1事務所な訳で、見積りするのは3事務所というのは平均だと言えます。

先輩行政書士がこのようにしている、という理由で、自分もこのようにする、という考えもあるかもしれませんが、事務所としてのスタンスが従来と変わらないものであれば、経験のある事務所の方が選ばれるのでは、と思います。