横浜で行政書士事務所を開業している、かもめ行政書士法人の清水です。
行政書士の試験も年々難易度も上がり、容易に合格できないようになりました。
行政書士試験に合格した人の中には、行政書士の登録をする方もいます。
行政書士の試験は法律がメインとなりますが、実務はより具体的になります。
試験では「許可」について勉強しますが、実務では、「建設業許可」「運送業許可」「倉庫業許可」と具体的になります。
私も行政書士を登録して、「建設業許可の手引き」に目を通しましたが、なじみがないこともあり、全く内容が頭に入らなかった記憶があります。
行政書士実務として大きく4つに分かれると思います。
①相続、②ビザ(在留資格)、③許可、④会社設立
行政書士登録をすると、実務研修があり、一通り受けられます。
同期の行政書士の方とは研修で顔を合わせ、「何の業務をメインにするか?」などよく話していました。
行政書士メイン業務は変えていい。
行政書士の業務分野は非常に広いので、どの業務をメインにすれば良いか、開業当初悩む方は多いです。
行政書士の多くは、相続をメインしていると思います。行政書士無料相談会の相談内訳をみても、相続の相談が最も多いです。
また、ビザをメインにしている方も増えています。
私の事務所は、会社設立・許可をメインにしていますが、行政書士法人の勉強会では、圧倒的に許可をメインしている事務所が多いです。
医療、保育等分野を絞って行政書士業務をしている方もいます。
開業して顧客や業務のニーズを知っていくうちに、メイン業務も変化していきます。