横浜で行政書士事務所を開業している、かもめ行政書士法人の清水です。

今回は、行政書士の年商について書きます。

年商とは、売上高を指します。給料、所得とは異なります。

行政書士の年商では、500万円未満が80%程度、1,000万円までいくと上位10%といった統計もあって、年商を上げていくことは、容易ではないような気がしています。しかし、方法と量を間違えなければ、年商を上げていくことは十分可能です。

行政書士にとって、年商とは何か?

実のところ、士業は、利益追求を行うものではないので、年商について書くのもあまり適切ではないかもしれません。

一方で、事務所継続や顧客に満足のいくサービスを提供するためには、一定の年商を上げ、利益を生み出すことも大事です。

年商を意識する時期は大きく2つあります。一つは事務所を借りた時期。もう一つは人を雇ったときです。

いずれも、毎月支払いが発生しますので、安定的な売上を上げていくことが不可欠となります。

しかし、年商よりも顧客により良いサービスを提供していく方が大切です。

年商が安定すれば、目的・ビジョンを意識する。

年商・売上が安定していけば、その次が問われていくことになります。

事業継続が見込まれると、目の前の依頼も対応に追われることも実は多いのですが、事務所がどうあるべきか、そもそも何のために存在するか追求していくことも大切になってきます。

行政書士法人の代表との話をしていると、「ヒト」のことでよく話が出てきます。