横浜で行政書士事務所を開業している、かもめ行政書士法人の清水です。
今回は「どんな方が行政書士に向くのか?」というタイトルで書きます。
行政書士に向くのは、まめな方
私が行政書士として大切だと思うのは、「まめ」かどうか、です。
書類作成にしても、「まめ」に役所が求める要件を確認し、丁寧に書類を作成することが大切です。
また、顧客への連絡も、「まめ」に連絡を行った方が、安心感を得られます。
HPを公開すると、「まめ」に更新を続けることも大切です。
「自分はまめな性格ではないし、テキトーだな~」と思っても、それを受け止めて、仕事は「まめ」であることを意識すれば大丈夫です。
「まめ」さがないと、事務所の運営継続や依頼の完結など「やり切る力」が養われないと言えます。
ITが強いことは、武器になる。
今となっては、電子定款は当たり前になりましたが、実際電子定款の設定をすると、意外に面倒です。
しかし、顧客にとっては印紙代を削減できるので、メリットとなります。
士業全般として、ITにはあまり強くない方が多いので、ITをユーザーレベルでも使えることは、アドバンテージとなります。
コロナ禍には、Zoom等を活用して、オンライン・ミーティングを行う機会が増えました。
SNSを活用して、事務所活動をシェアしたり、契約書でも電子の活用を提案したり、クラウドを活用して、スタッフや顧客と共働することも出来ます。
行政もデジタル化を進めており、IT、デジタル分野に強くなることは、顧客へのメリットとなり得ます。
コミュニケーション力は、意外に強みになる。
行政書士というと、「書類作成」をする仕事なので、黙々書類を作るイメージが強いと思います。
実際のところ、顧客と打合せ、顧客からの協力を得る場面は多いので、コミュニケーション力も大切です。
許可申請を行う時でも、端的に要件を伝え、要件を満たすために必要な書類一覧を準備し、顧客へわかりやすく説明することが求められます。